NEWSニュース

2018.09.19

玉利ひろのぶさんの展覧会

TIS在籍中に早逝された玉利ひろのぶさんの展覧会が開催されました。

会員の小池アミイゴさんより届いた、展覧会の紹介を掲載いたします。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

TIS在籍中の2008年に44歳で早逝したイラストレーター 玉利ひろのぶさん展覧会が、
玉利さんのご出身地で晩年を過ごした宮崎県都城市のS.A.Lギャラリーで開催されました。
玉利さんの奥様の勤め先の同僚の方に「再発見」されたという玉利さんの作品群は、
地域での話題が話題を呼び、ギャラリーオーナーで版画家の黒木周さん御一家の目に留まり、今回の開催に至ったそうです。
清潔感のある広々とした空間に、玉利さんならではのシンプルで洒脱な作品がズラッと並んだ風景は壮観。
今回は原画や大量の仕事の展示と併せて、生前に親交のあったアートディレクターの桜井久氏の手によるポスターも制作。
晩年はピクトグラムとも言えそうなシンプルなイラストレーションを極めた玉利さん。

この土地だからこその人の輪の中で、玉利さんのイラストレーションがあらためて生き生きと呼吸を始めたように見えました。
会場にお集まりの都城在住の方と、都城ローカルで玉利さんが遺された作品を活用するアイデアなど交換した微笑ましき展覧会の時。
10年後に都城に行ってみると、街のあちこちで玉利さんのイラストレーションに出会える。そんな好ましい未来を想像しながら都城を後にしました。
都城のみなさん、玉利さんご家族ご一同さま、イラストレーター玉利ひろのぶさん、ありがとう。


「玉利ひろのぶ展」
2018年9月7日-19日
S.A.L gallery
〒885-0093 宮崎県都城市志比田町3778-2 tel/fax 0986-212-1435