COLUMN

イラストレーションレシピ

2011.05.19

Chef. 佐々木悟郎-Sasaki Goro

Ebony at Dusk

展覧会用かきおろし

290mm×220mm

材料

絵の具/ウインザー&ニュートン

透明水彩
筆/ラファエロ8408 12号
紙/アルシュ水彩紙 細目 300g

作り方
1.資料写真(我が家のエボニーがベランダ越しに外を見ている)を用意する。水彩紙に直接ラファエロの8408でエボニー(猫)のシルエットをラインで表現する。(下書きはしない)
2.バックの空から着彩。たそがれ時をイメージして一気に。
3.空が乾ききる前にエボニーを着彩。にじみがどうなるかは結果を見てのおたのしみ。全体が乾いたら記憶にある東京の街のスカイラインをシンプルに表現する。

ひとくちメモ
透明水彩は書き直しができないので、一番最初に描く線(ドゥローイングの段階)で、大半が決まります。納得いかない時は何度も書き直します。適度な緊張とリラクゼーションですね。
 

 

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